社章 作成といえば思い出すのが、大学を卒業後勤めた会社での思い出です。わたしは、その会社に営業職として配属されました。営業の仕事は、企業の最前線働く仕事です。企業の信用を売り、企業に利益を与え、そして、一番大事な自分を売る。人間を売る仕事。今では、そんな風に企業の第一線で働くことの意味を強く感じることができます。
しかし、入社した手の頃は、まだまだ、ひよっこの社会人。社章を胸にビシッときめて、大手の企業に就職できたからとって自分を売るほどの人生経験があるわけではありません。お得意先に行っても、やはり、新人の営業マンをそんなにすぐには誰も、認めてくれるはずなどないのは、当然のことです。
しかし、自分が勤めている企業にその存在を認められた証である社章を、胸に留めていれば、社会は、確かな企業で働いていることを知ることによって、その人の将来性を買ってくれることがある。
社章には、社会人として、未熟なものが歩き出すことを、「がんばれ!」と応援してくれている意味があるのだと、社会人になりたての頃に感じたことがありました。
現在は、独立してビジネスを展開しており、その当時、働いていた会社の社章は、既にお返ししてあります。
でも、その社章をとおして、企業勤めを果たしていた時に得た多くの財産は、私の胸の中に大切な心の中の形のない「社章」としての宝物として、刻まれています。